【USUM S13】うさぎ飼いたいスタン【最高最終1823】
こんにちは。ハルマサと言います。
シングルレートシーズン13に敗北したので備忘録といった形で記事を残そうと思います。
【構築経緯】
うさぎが飼いたいので環境の多くの低耐久高速アタッカーを上からしばくことが出来るメガミミロップから構築を開始した。
ロップ軸を使うにあたって多くの記事を読み、相性が良いとされるのんきテッカグヤとずぶといカプ・レヒレの所謂カグヤレヒレの並びを採用した。
カグヤレヒレの並びは電気技の通りが良すぎるため霊獣ボルトロスを役割対象への受け出しを安定させるチョッキ型で採用。
まだ電気が通りやすく見えるのとメガリザードンYが止まりにくいためニトチャめざ氷までケアで最速スカーフガブリアスを採用。
ギミックPT、オニゴーリ等への対応力とPT全体で重い草タイプのポケモンなど色々な欠陥を誤魔化すために滅びゲンガーを採用して構築の完成とした。
【個体紹介】
メガミミロップ
ようき
じゅうなん→きもったま
メガ前 141-128-104-x-116-172
メガ後 141(4)-188(252)-114-x-116-205(252)
うさぎ。相変わらず対面構築にめちゃくちゃ強い。レンチで使っていたがギルガルドが重すぎて対面からキンシを透かせるかつ、有利対面を取った後ランドロスやボーマンダに引かれた際にある程度の負荷をかけられる技を探した結果どくどくになった。今期は膝をあまり外さなかったので偉い。耐久振りのコケコが多くて猫恩返しが怪しかったりしたことがあった。サブロムはQRなのでギガインパクトで使用していたがCSリザードンYをワンパンしたりして面白かった。
メガゲンガー
ゲンガー@ゲンガナイト
おくびょう
のろわれボディ→かげふみ
メガ前 159-x-80-150-104-178
メガ後 159(188)-x-100-190-124(68)-200(252)
シャドーボール/まもる/みちづれ/ほろびのうた
誤魔化し枠。モロバレルとフシギバナはこいつがいないと処理が不可能だった。オニゴーリにも強いと思っていたが滅びを撃つターンに零度を当てられて惨敗したのが2回あったので涙を流した。許さねぇ。単純に使うのが難しいポケモンだと再認識したがラス1滅びなど詰め性能の高さは健在で上手くハマると簡単に勝つことが出来た。受け回し陰キャPTには面白いくらい刺さり、その手のPTへの勝率はかなり高かったように感じる。サブメガとして十分な働きをしてくれた。
テッカグヤ
テッカグヤ@たべのこし
のんき
ビーストブースト(B上昇)
204(252)-121-148(92)-128-142(164)-72
有名な調整の呑気カグヤ。ミミッキュとテテフとメタグロスに強かった。リザードンをあまりにも呼ぶので岩雪崩を積むか迷ったが結局後述のガブリアスで釣り出し交換して対応していた。挑発ギャラドスと身代わりランドロスに一生土下座してたのと対面の全ポケモンが身代わりを持っていて局所的なストレスはあったが宿り木によるサイクル性能はやはり強くテッカグヤを突破出来なさそうな選出をされた時はしっかり体力管理をして積ませる形が取れた。非常に使いやすい調整で先人の知恵というものは大事だと感じた。
カプ・レヒレ
カプ・レヒレ@マゴのみ
ずぶとい
ミストメイカー
172(212)-x-165(116)-116(4)-152(12)-126(164)
準速ガッサ抜きまで振った図太いレヒレ。ギャラドス等に土下座させるためにリフレクターが外せなかったのと火力がなさすぎるので瞑想も外せなかったため、挑発を切った。下手なので挑発を腐らせたことも多くて切ったがこれはこれで有りだと思った。Sに割きすぎて耐久値に不安が残るが舞ってないマンダの恩返しを2耐えするので及第点とした。先発ガッサに対して先発ボルトからボルトチェンジ→レヒレ着地してムーンフォースの流れはとても綺麗だった。火力がどうしても足りないと感じてはいたがどうすればいいのかわからず脳死でこのまま使っていた。要調整だったかもしれない。
ガブリアス
ようき
さめはだ
183-182(252)-115-x-106(4)-169(252)
普通の最速スカガブ。なんとしてもリザードンを○すために最速スカーフにした。いわなだれ外しは祈りを捧げることでケアしていた。スカーフステロがとても難しくて、気まずい対面が出来た時くらいしか撒けなかったのは良くなかったかもしれない。リザードンYが平然と突っ張ってくるので鋼の意思で岩雪崩を押していたのが原因。この枠は特殊方面に厚いバンギラスを使おうか迷った時があったが結局脳死でガブリアスを使っていた。
ボルトロス
ひかえめ
ちくでん
175(164)-x-91(4)-198(116)-115(116)-135(108)
10まんボルト/めざめるパワー氷/くさむすび/ボルトチェンジ
選出率1位。めちゃくちゃ使いやすかった。所謂リザテテフのような構築に対して出し負けることがなくなった。くさむすびはカバに刺さるがコケコやブルルにヘドロを撃ちたい場面もあった。突撃チョッキというアイテムに色んな可能性を感じるくらい使いやすかったが、ガブをタスキにしてスカーフでも良かったかもしれない。貰い物でAが31なのでスカーフホルードのイカサマで半分入った。泣いた。きのみボルトよりも火力とSがあって強かったが、サンダーと撃ち合えるのがPTでこいつだけなのでHP管理に気を使ったりもした。
【反省】
1900を狙いたかったが、1800に乗せてからシーズン後半負けが込み溶けてしまった。今回は遊ぶ枠を設けず至極真面目なPTを組んだのでそれなりにいけると思っていただけに残念。PT自体の完成度もプレイングもまだまだ届かなかったと感じる。ただ18帯で試合数を重ねられたのは良い経験だったのでこれからも頑張りたい。
Twitter @harumasa1
【ポケモンUSUM】トリックホリック最終1719 Darkness†Hole【最終183位】
こんにちは。ハルマサと言います。
ポケモン公式シングル大会の『トリックホリック』に参加してきたので備忘録といった形で記事を残そうと思います。
【構築経緯】
参加可能ポケモンを確認して持っている禁止伝説がダークライだけだったため、居ないマーシャドーを悔やまず大人しくダークライから構築を開始。
ミミッキュはシングルバトル及びこのルールにおいて無類の強さを誇るため即採用、オニゴーリ対策に呪いを採用したABミミッキュ(流用個体)で2体が確定。
このままではデンジュモクにボコボコにされるので電気技をカットし地面技を撃つことが出来て対ギルガルドにも強いHDグライオンを投入した。
脳が満足したのでPTの色鮮やかさを重視してウルガモスを採用!💃
もうこのルールで強いポケモンが思いつかないので強そうなゲンガーを採用!💯
完璧な構築が出来上がりましたね。😉
【個体紹介】
ダークライ
ずぶとい
ナイトメア
137-x-117-176(252)-108(4)-175(252)
間違いなくこのPTの核でありMVPであり問題児。
このダークライは小学生の頃の僕が映画館で受け取りこの世代まで受け継いできた大切なポケモンなのですが、性格がずぶといなのはあまり良くないと思います。(他人事)
そしてこの時点でダークライについて詳しい人は気付いていると思うのですが、個体値が壊滅的です。トリックホリック開催当日にまだレベル50で努力値すら振っていないプレミア品のような扱いをしていたので急いでCSに振って王冠も使わずそのまま参加させました。計画性皆無。
選出率は84%で堂々の1位でした。タスキによる行動保証を持たせることで眠らせて悪巧みを積んで全抜きのルートを取りやすい型に出来たと思います。処理が曖昧になりそうな相手に選出したり、勝てるビジョンが見えない場合は初手に投げてダークホールでお祈りしてました。勝てない試合から勝ちを生み出せるポケモンは強かったです。
ちなみにダークホールは催眠術で良いです。使いたかっただけ。
ミミッキュ
いじっぱり
ばけのかわ
151(164)-143(156)-124(188)-x-125-116
じゃれつく/のろい/つるぎのまい/かげうち
選出率は69%で2位。
特に解説することもないのですが、強いて言うならオニゴーリやその他高耐久ポケモン又ギミック系のポケモンに強く出るために呪いは外せない良技だったと思います。
ばけのかわと耐久振りの行動保証で重い等倍相手にZを当てて無理やり削る役割が多かったです。PTに物理アタッカーと呼べるポケモンがミミッキュしかいなかったため余計に選出機会が増えていた気がします。このポケモンは相変わらず強い。
ドヒドイデ
ドヒドイデ@くろいヘドロ
ずぶとい
さいせいりょく
157(252)-x-222(236)-76(20)-162-55
選出率は43%で3位。
ヘド爆で何か出来る調整だった気がするのですが忘れました。今回は採用してないので熱湯の威力アップにしかなっていません。
ミミッキュやマーシャドーの受けをさせるつもりでしたがグソクムシャやオニシズクモなども止まるので強かったです。
そもそもドヒドイデが突破できなさそうなPTも見受けられたので再生力でしっかりHPを管理して立ち回ることで簡単に勝ちを取れる試合がいくつかありました。デンジュモクの起点になりがちだったのが難点でしたがそれ以上に必要な場面はたくさんあったので採用して良かったです。
グライオン
グライオン@どくどくだま
しんちょう
177(212)-121(44)-145-x-139(252)-115
じしん/ハサミギロチン/まもる/がんせきふうじ
選出率は38%で5位。
恐らくかなりメジャーな慎重グライオンの調整です。ウルガモスの対策ついでに岩石封じを搭載しました。対ギルガルドなどに強く出られると思ったのですが蓋を開ければギルガルドはあまりいませんでしたね。
陽気の身代わり持ちでも良かったかなぁと後悔の残る枠。主にデンジュモクやベトベトンを見たら選出を視野に入れていました。
また何度かハサミギロチンを当てて数的有利を取ってくれましたがゴーストタイプの蔓延るこのルールでは採用せずにもう少し堅実な動きの出来る技を入れるべきだったかなと思います。この個体でもそこそこ活躍できたのできちんと環境メタを考えたグライオンならもっと強かったのではないでしょうか。
ウルガモス
ひかえめ
161(4)-x-85-205(252)-125-152(252)
かえんほうしゃ/ちょうのまい/むしのさざめき/サイコキネシス
選出率は41%で4位。
PTの色彩補完要因。は流石に可哀想なのでドヒドイデをエスパーZで処理する役を任せました。すごく簡素な個体ですが特殊アタッカーが多い環境では積みやすくドヒドイデの遭遇率も高かったので相応に選出率も高かったです。
炎技が火炎放射だったのは一致技火力が出なくて失敗でした。大文字だと命中不安もありますが、少なくとも等倍相手に対して肝心な抜き性能が落ちてしまっていたのは使っていてあまり気持ちの良いものではないなと感じました。
ゲンガー
ゲンガー@こだわりスカーフ
ひかえめ
159(188)-x-81(4)-166(4)-103(60)-162(252)
選出率は23%でダントツの6位。
今回一番失敗したなと終始思っていた枠です。選出した際の勝率もあまり良くなかったので変えるのであれば間違いなくこの枠だと思います。
タスキをダークライに持たせていたので準速スカーフで採用したのですがあまりにも刺さらなすぎて自分でも驚きました。スカーフフェローチェやスカーフアーゴヨンなどといった他の追従を許さない速さのポケモンが好きで採用してみたのですが、気合玉が刺さる相手が全くいなかった上に火力が足りないという悲惨さでした。
改善するのであれば振り方をCSベースにして気合玉の枠を凍える風あたりに変更するのが無難だと思います。
擁護するのであればクロバットに上を取ることが出来たのは良かったです。また1500帯では脳死でゴーストタイプを詰めたようなPTが少数見受けられてシャドーボールを撃っているだけで試合を終わらせることが出来ました。
【雑感】
公式のシングル大会に出るのは初めてだったのですが、思っていたより良い結果が出せたため調子に乗って構築記事を書きました。反省点を文字に起こすと自覚できて改善点が見えるということに気付いたのでこれからも機会があれば書いていきたいと思います。
大会自体の感想としてはダークライが大活躍していたので潜っている時はとても楽しかったです。またミミッキュのシングルバトルにおける異常な強さが改めて実感出来た人も多いのではないでしょうか。僕は実感できました。
ちなみに戦績は
1日目11-4
2日目10-5
3日目9-2
で合計41戦30勝11敗でした!(追記:最終183位)最終日はFF14をしていたら眠くなってしまい勝率も良かったのでそのまま寝てしまったのですが残り4試合次第ではまだ伸ばせたと思うとモヤモヤしますね。
レート環境に大きな変化がない中でこのような大会を開いてくれたのは良い刺激になりました。レートの方もこれから頑張っていきたいです。ではさようなら。
Twitter @harumasa1